2013年3月

豆腐の味 第二話

伸介君の手紙にはこうありました。 「あなたが東京に越して暫くして・・・」 それは高校三年の夏のことです。 「由 more


豆腐の味 第一話

「智恵子さん、二七年前を覚えていますか。金森伸介です。」 実家に届いたこの手紙の封を開けた刹那、 錆びついた歯 more



自分のために~誰かのために、言葉とセンテンスの職人でありたいと 日々精進しているところです。

言葉から命を吹き込まれた語り人たる登場人物たちが、いつのまにかぼくから離れて個を象るとき、読者の皆様の傍にそっと寄り添わせてやってくださいませ。

あなたが死にたいくらいの時、彼らが少しの役にでもなるなら…

ぼくの幸せです。